非常勤講師情報

非常勤講師の問題点

 

3重苦の非常勤講師の現状

 

40歳ぐらいの男性非常勤講師でとても立派な男がいる。公共事業政策について主に発言している男性で、立派なことを言うし人間性もしっかりした男だ。

 

しかし、彼の個人的な生活について聞いてみると、自分の能力と人間性に比例した給料をもらっているとはとても思えない。

 

彼は、すごい能力の持ち主なのだが、手取り給料で、22万円ぐらいしかもらっていない。1コマ90分で3万円をもらっていてだいたい月に8コマから7コマの授業を受け持っているそうだ。

 

生活もすごいたいへんで、彼は、大学院を奨学金を借りて卒業しているので、年2回払いで、合計25万円も返済しているらしい。

 

もちろん、非常勤講師には、ボーナスがない。正直、彼の生活を見ていると、これほど努力と才能がむくわれない職業はないんじゃないかと思ってしまう。

 

非常勤講師は現在、3重苦に苦しんでいる。

 

・奨学金の返済
・国民年金へ不安
・有期雇用の不安

 

非常勤講師は、ほとんどの人が、この3つに苦しんでいる。働き方も悲惨だ。1日、別の大学で3コマ教えるなどすごいスケジュールで教えている非常勤の人もいる。その人は、通勤時間だけで、5時間もかかるそうだ。

 

すごくたいへんだと思うけど、これはしょうがないとしか言いようがない。

 

大学時代にこの目で見た非常勤講師たち

 

私は地方の2流大学を卒業した。もう10年以上も前のことだ。その時でさえ大学には、非常勤講師だらけだった。非常勤講師について、私はてっきり、何か本業があってアルバイトで大学生に教えている暇な人たちみたいなそんな印象をもっていた。

 

1時間目の授業が終わるとささっと帰ってしまうので、冷たい先生だなと思っていたが、事情は全く違っていたのだ。

 

しかし、大学側も安い非常勤を使いたがる気持ちもよくわかる。私は大学時代に中国語を勉強していた。その先生が非常勤講師であったが、生徒は3人ぐらいしかいなかった。たかだか3人教えるために高い授業料などを払っていたら、大学が潰れてしまう。だから大学側の気持ちもよくわかる。

 

これから非常勤講師の問題は社会問題になる

 

たとえば中国語などの非常勤講師は、中国の経済がおかしくなれば当然いらなくなる。法律の先生もそうだ。現在、弁護士が多すぎて困っている状態で法律を教える先生などもういらない。そう考えると、将来、非常勤講師は職がなくなることが予想される。

 

それに、経済がよくなって高卒の就職状況がよくなったらどうなるだろう。今までは、高卒の就職先がなくてみんなが大学に行く状態が続いたが、こらからは、高卒の就職が回復してくる可能性が高い。そうなったらたいへんだ。
今の非常勤講師どころか、普通の大学教授まで仕事がなくなってしまう。

 

非常勤講師をIT起業の営業マンとして再教育

 

私は、日本の非常勤講師については、半分がいらなくなる時代が来ると思う。日本の某有名私立大学に籍をおく非常勤講師だけで4000人もの数がいるのはどう考えても多い。

 

この人たちは、近い将来、大幅なリストラをされることになると思う。

 

しかし、私は、この非常勤講師の人たちは、ほとんどがIT企業や健康食品会社などの営業マンとして再雇用されていくと考えている。それはニーズがあるからだ。非常勤講師の人たちは、能力は抜群でコミュニケーション能力も非常に高い。

 

数字や機械語ばかりを追いかけている人が多いIT企業や健康食品会社では、非常勤講師の人たちのような存在は貴重な人材だ。IT産業や健康食品会社のコミュニケーターとして、これから、どんどん活躍していく人が増えていくと思う。

 

スマートフォンゲームなどは、現在、ものすごいスピードで市場が成長している。ゲームの面白さをお客に伝える能力そして、共同のプロジェクトを円滑にやっていくためのコミュニケーション能力がゲーム業界には必要だ。

 

現在、美少女ゲームの分野で人気のアイドルうぉーずZなどの美しくて物語性が重視されているゲームの開発にも女性の非常勤講師の人などの能力がフルに発揮されると思う。

 

それに、健康食品の分野でも、めっちゃたっぷりフルーツ青汁などの女性向けの青汁などが大人気になっている。こういう健康食品をしっかりと言葉にして利点を説明できる営業の力は、講義をすることと全く同じだ。