日本の格差問題情報

芸術の世界、魅力と現実

 

芸術の世界、魅力と現実

 

日本の格差社会を生んでいる原因はたくさんある。その中で誰もが言わない格差の大きな原因となっている芸術の世界の誘惑について書いてみたい。

 

普通の大学を出てそして卒業してそれなりの会社に勤めたとする。

 

順調に社会人生活をエンジョイして給料も上がり奨学金の返済も上手くいっていた人が、いきなりダメになるケースが増えている。

 

多くの人の場合、健康問題や事故などが原因だと思うかもしれないが、それはごく一部の人の話で、順調にいっていた人がダメになる例の1つに芸術志望というのがあるのだ。

 

これは曲者だと思う。真面目で夢がある人が陥りやすい罠だ。

 

例えば劇団員。貧乏人のかたまりのような世界だが、本人たちはいくら貧乏だろうが、夢があり毎日が充実している。

 

この充実感に騙されて人生を台無しにする人がたくさんいるからもったいないと思う。

 

芸術で食っていくのはたいへんだ。ベンチャー企業を立ち上げて大企業にするくらい難しい。

 

ほとんどの人が途中で挫折してだめになる。そんな世界に社会人の途中からチャレンジして安定した生活を壊す人が多い。現実を言えば、いい会社に入ってがんばっていた人がそんな劇団員の世界などに入れば年収は半減どころではない。

 

いいとこ月収10万円というところだろう。

 

それで劇団員をあきらめてまた社会人として働いたとしても、ある仕事は契約社員ぐらいしかない。

 

そうなったら、奨学金の返済や部屋代に毎日かつかつの生活になってしまう。

 

芸術系の職業でもう1つ劇団員とともに危険な職業がアニメや漫画家だ。この職業も外すとたいへんなことになってしまう。今ネット配信の世界で、アダルト系の同人誌が大ブーム状態になっている。

 

これは、明らかに漫画家志望だった人が食えなくなってアダルト系の同人誌に流れてきている結果だと思う。

 

大人気になっている夏のオトシゴなどのアダルト系同人誌は、間違いなくプロの漫画家が描いた非常にクオリティーが高い作品だ。

 

このアダルト系同人誌ブームを見ていると芸術の世界の夢と現実を知る思いになる。芸術の世界は、食える人間はほんの1%ぐらいのものだと思う。それでも挑戦したいと思うならアダルトコミックでもAVでも出演してとにかく食いつないでがんばることが求められる。